耳下腺腫瘍摘出の記

術前

右頬に膨らみがあることに気がついたのは半年くらい前で、場所は耳たぶの下で、大きさは3センチ程あり、恐らくもっと前からあったと思います。痛みなどの自覚症状は無く、そのうち無くなるだろうと放置してました。しかし小さくなる気配もなく、かなり目立つので、病院へ行こうと決意しました。この時はデキモノの類だろうから、整形外科か皮膚科で、簡単に切除できるだろうと気楽に考えていました。

2014年9月18日(木)

何科にかかればいいのか迷ったが、とりあえず近所の整形外科にて受診。触診で粉瘤だろうとのこと。創部が顔面なので、別の病院を勧められ紹介状を貰う。

粉瘤腫(ふんりゅうしゅ、 atheroma (アテローマ))とは、新陳代謝によって表皮から剥がれ落ちる垢などの老廃物が、皮膚内部(真皮)に溜まることによってできる良性の嚢胞性病変の総称。表皮嚢胞(epidermal cyst)あるいは類表皮嚢胞(epidermoid cyst)とも呼ばれる。
出典:唾液腺腫瘍 - Wikipedia

2014年9月19日(金)

名古屋記念病院にて受診。外来受付で紹介状を提出し、問診票を記入、看護師の問診を受ける。「はじめに耳鼻科で診察を受けて下さい。」とのことで耳鼻科へ。タイミングが良かったのか、さほど待つことなく診察を受けられる。触診で粉瘤でなく耳下腺腫瘍だろうとのことで検査を2つ。穿刺吸引細胞診とMRI検査。細胞診の診断結果は1週間後、MRIは順番待ちで2週間後。

2014年9月26日(金)

診断結果は、右耳下腺腫瘍(多形腺腫の疑い)。現在は良性だが放置した場合、悪性化することもあるので、手術による摘出が望ましいとのこと。主治医と手術の日程を調整し、11月4日に手術、その2週間前の10月21日に術前検査を行うことになりました。

2014年10月3日(木)

頭部単純MRI検査。20分ほどで終了。この日は検査のみ。

2014年10月21日(火)

診察の前に術前検査。尿検査、一般採血検査、心電図検査、呼吸器検査、胸部エックス線検査。術前検査の結果は問題なし。MRIの検査結果より腫瘍の大きさは20mm×28mm。主治医より手術と麻酔の説明を受け、同意書にサイン。手術は主治医のほか2名の医師による執刀とのことで、もうひとりの医師に挨拶をして診察終了。入院受付で入院のしおりを貰い、説明を受ける。耳鼻科の手術では特に必要な物品はないとのこと。

以下、手術説明・同意書より抜粋

右耳下腺腫瘍(多形腺腫の疑い)

右耳下腺腫瘍摘出術

右耳下腺部をS字状に皮膚切開、耳下線を露出し顔面神経を固定、顔面神経は温存しながら腫瘍と共に正常な耳下腺も一部摘出。創部止血を確認した上で、排液チューブを術創部に留置し縫合。

排液チューブは術後2~4日ほど留置

副損傷としては術後出血、感染、疼痛、右顔面神経麻痺、唾液瘻(手術切開部から唾液が漏れ出す病態)、フライ症候群(食事の時に手術部の皮膚が汗をかく病態)、創部の陥凹、しびれ等の可能性があります。

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